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【社会共創プロジェクト】中学生 × HELIOS治験コーディネーター
先日、中学生を対象に治験コーディネーター(CRC: clinical research coordinator)についての職業講話を行いましたので、その取り組みを紹介します。
北海道大学病院 医療・ヘルスサイエンス研究開発機構(HELIOS)では、江別市内の中学校においてCRCの仕事を紹介する職業講話会に参加しました。社会的な認知度の低い「治験」や「CRC」に関して、まず「治験」について説明した上で、なぜ「CRC」が誕生したのか、その役割や仕事のやりがいなどをお話しました。
日本医療研究開発機構(AMED)が推進する社会共創から着想を得て、これらの活動を実施しています。
https://www.amed.go.jp/socialcocreation/index.html(AMED>社会共創(Social Co-Creation)webサイト)
模擬臨床試験を教材としたグループワークでは、模擬患者(被験者)の立場で治験に参加する場合のメリット・デメリットについて意見を出し合ってもらいました。
「自分が参加した場合のメリット」にとどまらず、新しいくすりが誕生した場合の「将来の患者さんにとってのメリット」に触れた意見もあり、大変有意義な時間となりました。
今回の職業講話の内容
・治験とCRCについて(40分)
・グループワーク(45分)
多くの方に治験について適切に知っていただき、CRCという職業に興味を持ってもらえたら、そしてこれからの医療に貢献していけたらという思いを胸に、このような活動を続けていきたいと思います。
(参考)
日本医師会 治験促進センター http://www.jmacct.med.or.jp/
さくらノート北海道 https://sakuranote.net/area-hokkaido/