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【社会共創プロジェクト】研究廃材を活用!院内学級でのクリスマスオーナメント作り with Lee Izumida

2024年11月8日(金)、絵描きのLee Izumidaさんとともに、院内学級のひまわり分校でアートワークショップを開催しました。生徒さんたちは建築現場から出る端材や古着を使って、それぞれの想いを込めたクリスマスオーナメント作りに挑戦しました。

ワークショップでは、絵の具入れやパレット、筆洗い用の容器に、治験や臨床研究で余った検体入れなどの廃材もリサイクルして使用しました。こうした活動を通して、廃材が新しい価値を持つ瞬間を子どもたちも体感し、環境への配慮や工夫の大切さを感じてもらえたかと思います。また、新しい薬や治療法の研究開発や、臨床研究中核病院(厚生労働省)・橋渡し研究開発支援機関(文部科学省)、患者・市民参画(PPI)についても紹介させていただきました。

(左)絵描きのLee Izumidaさん                   (右)小児外科医の荒先生

絵の具が乾いた作品に好きな色のリボンを結んで、いよいよ完成です。青が好きと教えてくれた子、プレゼントのリボンにこだわりを見せた子、自分だけの色を見つけた子、それぞれが作品にこだわりや想いを語ってくれる様子がとても印象的でした。家のツリーに飾ると笑顔で話してくれたり、点滴スタンドにつけて持ち帰る姿も見られ、とても素敵な時間を過ごすことができました。

手術衣を着て生徒さんたちは準備万端!手術衣を纏うだけで、その表情も少し誇らしげです。はじめは戸惑いながら絵筆を動かしていたものの、次第に大胆に、時に繊細に、それぞれのイメージを自由に表現してくれました。2時間の授業もあっという間で、休憩も忘れて作品作りに夢中になる姿は、学校の先生方を驚かせました。

生徒さんたちが作った作品

ひまわり分校の生徒さん、先生方、そしてLeeさん、preciousな時間を一緒に過ごしてくださり、本当にありがとうございました。今回、研究廃材を使った作品を直接作ることはできませんでしたが、ヒントを得る機会となりました。
これからもHELIOSは、さまざまな形で治験・臨床研究、PPIの普及啓発に取り組んでいきます。

※Leeさんのライフワークのひとつでもあるキッズワークショップ、コロナ禍で3年越しで開催。
Lee Izumida
instagram:@izumidalee
Lee Izumida OFFICIAL WEB SITE https://izumidalee.com

※PPIに関する参考資料
AMED発行 患者・市民参画(PPI)ガイドブック https://www.amed.go.jp/ppi/guidebook.html

日本医療研究開発機構(AMED)が推進する社会共創から着想を得て、これらの活動を実施しています。https://www.amed.go.jp/socialcocreation/index.html(AMED>社会共創(Social Co-Creation)webサイト)

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