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交通費などの負担を補填するため、「負担軽減費」として決まった金額をお支払いする場合があります。
負担軽減費は収入(雑所得)とみなされるので、給与所得のある方は、給与所得以外の所得金額と負担軽減費を合わせた金額が年間20万円を超える場合は確定申告が必要となる場合があります。無所得の方は、負担軽減費による収入額が課税対象かどうか確認する必要があります。
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治験で使用するお薬や一部の検査について無償で提供されることがあります。ただし、診察料、通常使用している薬剤、その他処置の費用は、通常の健康保険制度に従い自己負担となります。
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研究参加中、他の病院や歯医者を受診する場合には、担当医師へ事前にお知らせください。研究参加中に使用できる薬に制限がある場合があります。
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上手くスケジュールに合わせるように調整しますが、 場合によっては、海外旅行が難しい場合があります。海外旅行に行く場合には、あらかじめ行き先と日程を担当医師へお早めにお知らせください。
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研究で使用される薬との飲み合わせが良くない成分が含まれていることがあり、体に悪影響が出る可能性があります。使用によって研究への参加中止になる場合もありますので、事前に担当医師へ必ずお知らせください。
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試験薬の使用中、違和感を感じたら、すぐ担当医師にご連絡ください。万が一、健康被害が生じた場合は、迅速かつ適切な治療をいたします。また、必要に応じ補償請求ができますので、担当医師・スタッフにご確認ください。
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プラセボは試験薬と見た目や味は全く同じで、くすりの成分を含まない「偽物のくすり」のことです。プラセボを服用しても、患者さんが「このくすりは効き目がある」と思い込むことで、症状が改善することがあるため、試験薬の効果を正しく判断する目的でプラセボを用いた比較をする場合があります。
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研究参加は患者さんの自由意思です。参加している途中で気が変わったら、いつでも参加をやめる事ができます。参加をやめても、今後の治療に影響が及ぶ事はありませんし、 不利益を被る事はありません。
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研究参加に同意して頂いた場合、医療関係者や研究を依頼した製薬会社の担当者などが患者さんのカルテから健康状態や治療経過などの情報を収集しますが、これら関係者には守秘義務があり、プライバシーは厳重に守られます。また、研究結果などは報告書として研究を依頼した会社に提出されますが、 その際も個人情報が明らかになることはありません。