センターの紹介
基本方針・目標
基本方針
先端診断技術開発センターは,高度化する分子診断技術の臨床導入を目指し,産官学連携のもと体外診断薬・診断用医療機器開発に貢献します。
目標
- 次世代の診断技術の実用化のための研究開発
- 地域医療機関・関連企業と連携した研究開発プラットフォームの整備
- 臨床研究中核病院およびがんゲノム中核拠点病院機能と連動した治療法と診断法の同時開発の実施
- 質の高い臨床研究の実施体制の整備
センター長挨拶

ゲノム情報に基づく医療技術やがん領域においては免疫療法などの革新的な治療技術の開発が長足の進歩を遂げるなか,これらに対応した診断技術開発も大きく変化しつつあります.こうした次世代の診断技術は,がんや難病をはじめとして,認知症などの神経疾患,感染症,免疫・炎症性疾患,糖尿病などの代謝疾患など,様々な疾患の治療・診断・予防において,幅広い応用が想定されており,その実用化への期待は大きいものとなっております.
一方で,診断技術の臨床開発については,薬事承認・保険適用を目指す上で留意すべき事項や,その他の実用化に向けた手段などの把握が重要となります.また医薬品と同様,体外診断薬や医療機器の開発を目指した臨床研究においても,質の高い研究実施が求められており,これらに対応した医療機関との連携が不可欠となっています.
北海道大学病院では,次世代の分子診断技術の研究開発に特化した新規のセンター「先端診断技術開発センター」を2019年4月に設置し,当院の臨床研究開発センターやゲノム・コンパニオン診断研究部門,病理部や検査・輸血部との連携のもと,大学・企業等の研究機関と画期的な体外診断薬や医療機器の共同開発を目指します.
先端診断技術開発センター長
佐藤 典宏
組織体制
- センター長
- 運営委員会
- 副センター長
- 統括マネージャー
- 診断開発企画室
- 主な業務:
- 開発案件の相談・受入・契約業務
- 開発案件の関係者間の調整
- 開発計画の企業支援
- 基盤技術開発室
- 主な業務:
- 院内研究シーズの臨床開発(診断法開発等)
- 臨床開発に必要な先端解析技術の整備
- 診療科と協働した大型研究費獲得
- 診断開発企画室
構成員 | 氏名 | 所属・職名 |
---|---|---|
センター長 | 佐藤 典宏 | 臨床研究開発センター・センター長 |
副センター長 | 松野 吉宏 | 病理部・部長 |
副センター長 | 豊嶋 崇徳 | 検査・輸血部・部長 |
統括マネージャー/ 基盤技術開発室長 | 畑中 豊 | ゲノム・コンパニオン診断研究部門・部門長 |
診断開発企画室長 | 畑中 佳奈子 | 臨床研究開発センター・研究開発推進部門・部門長 |
これまでの実績
(準備中)